最近、SBI証券を名乗る「注文確認メール」が突然届いたという声が急増しています。
特に取引をしていないのに届いた場合、「もしかして乗っ取られた？」「詐欺メール？」と不安になりますよね。
本記事では、実際に届いたメールの内容を紹介しながら、それが本物か偽物かを見分けるポイントや対処法を解説します。
SBI証券から怪しい注文確認メールが届いた！内容と届いた経緯を詳しく解説
最近SNSや知恵袋でも、「SBI証券からの注文完了メールが届いた」という報告が相次いでいます。
中には「口座にお金は入ってないのに取引された」とパニックになっている人もいました。
実際に届いたメール内容をスクショ付きで紹介
今回話題になっているメールは、件名に「注文処理完了に関して」とあり、特定の銘柄を大量に購入したような取引内容が記載されています。
見た目は非常に本物らしく、文面も丁寧でリアル。差出人名や会社情報もそれっぽいため、慣れていない人だと信じてしまいそうな内容です。
実際に受け取った人のスクショには「リバーエレテック（6666）」の購入が記載されており、5,000株で500万円以上の取引がされたように見えます。
突然届いた理由は？他のユーザーにも同じ被害が！
調べてみると、同じメールが「一語一句同じ文面」で他のユーザーにも届いていることがわかりました。
これは偶然ではなく、フィッシング詐欺の可能性が高く、何らかの方法でメールアドレスが漏洩し、無作為に送信されていると考えられます。
SBI証券を名乗るメールは詐欺か本物か？見分け方と確認ポイントを解説
このようなメールが届いた場合、本物と偽物を見極めるためにはいくつかのチェックポイントがあります。
差出人・URL・文面で見るフィッシングメールの特徴
まず差出人のメールアドレスを確認しましょう。SBI証券の正規ドメインは「@sbisec.co.jp」ですが、詐欺メールではそれに似た別のドメイン（例：@adasbi.comなど）が使われています。
また、メール内のURLにカーソルを合わせたとき、実際に表示されるリンク先がSBIの公式サイトではなく、見慣れないサイトであれば危険信号です。
文面に不自然な日本語や「すぐにログインしてください」といった煽り文句があるのも詐欺メールの特徴です。
本物のSBI証券の連絡との違いを比較してみた
SBI証券では、取引の通知や重要なお知らせは原則として「マイページ」上で確認できるようになっており、メールはあくまで補助的な連絡手段です。
公式なメールには必ず「お客様番号」や登録名の一部が記載されているため、それが抜けている場合は要注意です。
今回のような一斉送信型のメールはまず公式ではありません。
SBI証券からの怪しいメールを受け取ったときの対処法とやるべきこと
もし怪しいメールを受け取ったら、焦らずに冷静に以下の対応を行いましょう。
SBI証券のサポート窓口と連携すべき理由
まずはSBI証券の公式サイトからログインし、自分の取引履歴に不審な動きがないか確認してください。
問題がある場合や不安がある場合は、すぐにカスタマーセンターへ連絡を。本人確認ができれば、迅速に対応してくれます。
また、公式に「不審なメールについてのお問い合わせ窓口」も設置されているため、スクショやヘッダー情報を添えて報告すると安心です。
乗っ取りを防ぐためのセキュリティ対策まとめ
・ログインパスワードの即変更 ・二段階認証の設定 ・メールソフトで迷惑メール報告 ・ウイルスチェックの実施 ・今後は「リンクはクリックせず、公式サイトから直接アクセス」が鉄則！
上記を徹底すれば、被害リスクはかなり軽減できます。