2025年4月13日（日）、いよいよ関西万博が開幕！同日にはブルーインパルスによる展示飛行も予定されていますが、当日の天気予報はあいにくの雨模様…。
「雨でも飛ぶの？」「中止の可能性は？」と気になる方のために、ブルーインパルスの飛行条件や過去の実施例などをわかりやすく解説します！
ブルーインパルスは雨でも飛ぶ？4月13日関西万博当日の飛行予定と天候リスク
2025年4月13日（日）に予定されている関西万博の開幕式では、航空自衛隊のブルーインパルスが午前11時40分に関西空港を離陸し、12時15分ごろまで大阪市上空を飛行する予定です。
しかし、当日の天気予報では降水確率60〜80％の雨模様。このような条件で、予定通り飛行できるのでしょうか？
当日の天気は雨予報？気象条件が飛行に与える影響
ブルーインパルスの飛行は、視界の良さや雲の高さ、風速、降水の有無など複数の気象要素に大きく左右されます。
小雨や曇天であれば飛行可能なケースもありますが、本降りの雨や視界不良の場合は中止となることが一般的です。
また、安全確保が最優先となるため、万が一の天候悪化が見込まれる場合は飛行前に中止が発表される可能性もあります。
曇天・雨天でも飛んだ事例は？東京五輪を含めた過去の事例を紹介！
2021年の東京オリンピック開会式では、やや曇天の中でブルーインパルスが飛行し、五輪カラーのスモークで上空を彩りました。
また、過去には全国各地で雨予報にもかかわらず、雲の隙間を縫って飛行が実施されたケースもあります。
ただしその多くは「編隊飛行のみ」や「ルート変更」などの制限付きでの飛行でした。
特に視界不良の場合には演目を縮小、あるいは安全面を考慮して中止となることもあります。
| 年 | イベント名 | 天候 | 飛行内容 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 東京オリンピック開会式 | 曇り | 五輪カラーのスモーク飛行 | 厚い雲の下でも実施。視界良好だったため演目通り |
| 2019年 | ラグビーワールドカップ開幕戦（東京） | 小雨 | 編隊飛行 | スモーク無しで飛行。天候考慮しルート変更 |
| 2017年 | 航空祭 in 松島 | 曇天・風強 | 一部演目中止・簡易編隊飛行のみ | 安全確保のためプログラム変更 |
| 2013年 | 航空祭 in 小松 | 本降りの雨 | 中止 | 雨量多く視界不良で判断 |
中止や変更はいつ判断される？ブルーインパルスの運用ルールとは
ブルーインパルスの飛行可否は、当日の気象状況や最新の予報をもとに、直前に現地で判断されることが多いです。
発表は各自治体やイベント運営、航空自衛隊のSNSなどで行われます。
飛行可否の判断タイミングと通知方法
関西万博の場合も、午前中に現地の気象を見て最終判断が下されると予想されます。
公式発表があるまでは、自治体や防衛省の公式X（旧Twitter）アカウントをチェックするのがおすすめです。
見られなかったときの代替手段や注意点
もし飛行が中止された場合でも、記録用に撮影された動画が後日公開されるケースもあります。
当日現地に行けない人も、配信やSNS投稿を通じて映像を楽しむことができます。
また、飛行ルート周辺での見物は混雑や交通規制が予想されるため、安全な場所からの観覧を心がけましょう。